【kintone事例紹介:株式会社シンキタ様】

個別に多数存在している工事台帳を統合。月次の出来高情報を自動集計による作業工数の低減を実現。

【紹介企業様の情報】
  業務内容:電気設備・電気通信設備工事
  利用用途:工事管理、出来高管理、売上管理、工程管理

■ 経緯・課題
工事別の出来高の管理や工事出来高の管理はすべてExcelを用いて実施していました。また、別途売上請求額などをまとめた工事台帳が存在しており、工事出来高の集計結果を転記するといった作業が発生していました。このような人手による集計作業や転記作業が発生することで事務作業が逼迫し、Excelでの管理に限界を感じていました。
工事管理については、企業の規模や工種、請け形態によって異なります。なので、企業にマッチするツールが存在しないことから業務システムをkintoneで構築することを決定しました。

■ 導入のポイント
情報の入力のしやすさとできる限り集計を自動化することで効率化を図るということがポイントでした。また、属人的なExcelから誰もが利用しやすいシステムということが必要となりました。
アプリの設計としては、誰もが入力するアプリを悩まずに入力できる構成としました。工事管理の要素と入力項目の要素を明確に分けることで直感的に操作できる操作性を重視しました。

■ 成果
得られた成果としては、転記・集計作業に掛かっていた工数が大幅に削減することができました。また、アプリへの入力方法がシンプルになったため、停滞しがちだった入力作業も停滞することなく業務の遂行が可能となりました。
月次の出来高データを自動集計できるため、月次の着地見込みや粗利率の評価など工事の予実管理を進める上で重要となるパラメータも見やすいため経営判断のスピード向上が実現しました。
またE-RASが提供するセミオーダー型のパッケージを使用していることで導入までの期間も短縮することができました。

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